こんにちは、ロン毛メガネです。
本記事の内容
■六淫の特徴
■秋の「燥」と冬の「寒」の特徴
秋と冬は気虚や血虚の人、特に女性にとっては大変な季節になります。
私も冷え性と気虚だったので乾燥と寒さを耐えながら過ごして
本当にしんどかったです。
「燥邪」と「寒邪」の習性を分かれば対策はできるので
ぜひ読んでみてください。
六淫の特徴
簡単に言えば、体に侵入し、病気を起こす六つの邪気のことです。
詳しい説明は他の記事に書いてるので、
興味がある人はぜひ↓
秋の「燥邪」とは
燥邪は呼吸器系を襲いやすく、鼻や口、皮膚から侵入する邪気です。
体を乾燥させ、口渇し、髪の毛がパサパサになり、
皮膚が亀裂し、便秘になることもあります。
肺を傷める
肺は脾と逆でうるおいが大好きです。
肺はデリケートな臓器なので、燥邪に襲われやすく、
空咳や喘息などの不調になりやすいです。
冬の「寒邪」とは
「寒邪」はとにかく冷たい、寒いのが特徴です。
「寒邪」に侵入されると手足とお腹が冷え、
サラサラで透明な鼻水や痰などの分泌物が出るのが症状です。
気血のめぐりが止まる
体が冷えてるので気血の流れが遅くなり、
渋滞してしまいます。
縮まる性質
筋肉や汗腺などを収縮させ、発汗を抑制し、筋肉の動きを制限してしまいます。
気血の流れが渋滞してる上に収縮させられると、手足が痛みを感じることが多く、
温めると症状がやわらげるのが特徴です。
腎を傷める
腎は冬に対応する臓腑です、
寒さに影響を受けやすく、寒邪に襲われると
冷えや頻尿といった症状が出やすいです。
まとめ
- 「燥邪」は呼吸器系を襲う
- 「燥邪」は口、喉、皮膚などを乾燥させる
- 「燥邪」は便秘の原因一つ
- 「燥邪」は肺に悪影響
- 「寒邪」は体を冷やす
- 「寒邪」は透明でサラサラ鼻水、痰が出る
- 「寒邪」は気血の流れを止め、筋肉などを収縮させる
- 「寒邪」は腎に悪影響
さて、これで六淫は全て終わりました。
それぞれ季節によって養生法を変えたり、
不調の原因を考えたりしてみてください!!
段々わかってくるので楽しいですよ!
次は七情を書くのでぜひ読んでみてください。
ご愛読ありがとうございました。
漢方養生の本場香港で育ちてられたロン毛が
本場の養生を分かりやすく解説する動画をどうぞ
小学生でも分かるようにクセのある日本語でお伝えします。