こんにちは、ロン毛メガネです。
本記事の内容
■冬とは
■冬の養生法
■冬に対応する五臓
■オススメ食材
冬は試練しかない季節です。
できれば毎日コタツの中に過ごしたいくらいです(笑)
冬眠する訳にもいかないので、体をどう守るかは自分次第です。
ぜひこの記事を読んでみてください。
きっと役に立つはずです。
冬とは
二十四節気を見てみましょう。
冬は立冬からスタートします。
立冬→小雪→大雪→冬至→小寒→大寒を経て
立春までの約3ヶ月が冬になります。
冬は動物たちが冬眠に入り、植物たちは枯れ始め、
陽気が減り、活動が鈍る季節です。
気血や代謝のめぐりは低下しがちで、無理しないように注意しましょう。
中国の黄帝内経はこんな文章があります↓
冬三月,此謂閉藏,水冰地坼,無擾乎陽,早臥晚起,必待日光,使志若伏若匿,若有私意,若已有得,去寒就溫,無泄皮膚使氣亟奪,此冬氣之應養藏之道也。逆之則傷腎,春為痿厥,奉生者少。
ここで注目したいのは閉蔵(へいぞう)という言葉です。
閉蔵とは
冬の寒を避けるため全てのものを固く閉し陽気を逃さないように。
寒さから心身を守りる。
という考えですね
「逆之則傷腎,春為痿厥」
冬は暗くなるのが早くて、太陽が昇ってくるのが遅いので、
早く寝て、太陽が昇ってから起きるようにするのがいいと考えられます。
暖かくして陽気の発散を抑えるように。
この法則を逆らうと、腎気が損なわれて、
体力や気を蓄えることができず、冷えが残ったまま春に入り不調が現れるといいます。
冬の養生
まず「金」行を見てみましょう。
対応季節は冬、五臓は腎、五気は寒ですね。
「寒邪」を防ぐ
心身の動きを鈍らせたり、血行不良を起こしたり、
冷え性や免疫力低下などの悪影響を与えるのが寒邪です。
それを防ぐために首、手首、足首、腰を冷やさないように
暖めましょう!
または暖房が暑すぎると汗をかき、気を消耗してしまうので、
温度をうまく調節しましょう。
寒邪による症状:
- 手足の冷え
- カゼ
- お腹の冷え
- 下痢など
「腎」
「腎」は先天の気が宿り、後天の気を蓄える役割です。
冬の寒さは「腎」に大きな負担をかけます。
冷たいものやなまものは控え、
生姜やシナモン、根菜類をとり体を暖めましょう。
そして、私が一番やってしまった事なんですが、
無理なダイエットは本当に控えましょう、禁物です!
冬は陰気が溢れてるので夜は早く就寝し、しっかり睡眠をとり、
腎を養いましょう。
腎の不調による症状:
- 耳鳴り
- 白髪
- 頻尿
- むくみなど
冬のオススメ食材
いつものセリフになりますが、
旬なものを食べましょう!!
冬は陽気を補うもの、体を温めるもの、腎の働きを助ける黒い食材を食べるといいです。
オススメ:
- 薬味・辛味:生姜、シナモン、胡椒、にんにく、ネギなど
- 黒い食材: 黒豆、黒糖、黒米、黒キクラゲなど
- 気を補うもの:牛肉、えび、山芋、もち米、ナツメなど
- お茶:バンランコン
まとめ
- 活発な行動を控える
- 暖かくして寒邪を避ける
- 首、足首、手首、腰を冷やさないように
- 無理なダイエットはやめる
- 冷たいものを口にしないように
- 根菜類、黒いものを食べる
気虚や瘀血の人にとって冬は修練場です。
私は毎年シモヤケしたり、お腹壊したりしてましたが、
漢方養生と筋トレを始めてからは冷え性が改善し、お腹の調子も良くなりました。
冬だけではないですが、季節によってちゃんとケアしないと本当にしんどいです。
私のブログが養生のきっかけになれたら嬉しいです。
ご愛読ありがとうございます。
漢方養生の本場香港で育ちてられたロン毛が
本場の養生を分かりやすく解説する動画をどうぞ
小学生でも分かるようにクセのある日本語でお伝えします。