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多汗症をどう見る?!汗かきすぎは良くない?

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こんにちは、ロン毛メガネです。

本記事の内容
■漢方視点の汗とは
■五臓六腑の不調によって汗が違う
■多汗症とは

春夏になると汗をかきやすくなりますよね!!

でもその汗は正常か?異常か?!

汗かいても臭くならない人と臭くなる人は何が違う?!

私の親父の汗は臭くて、夏になると脇が常に湿ってるし、

若干皮膚病になりかけてました!

そこで漢方の力で体のバランスを整え、

今は汗かいても臭わなくなりましたよ!

困ってる人しか分からない多汗症とは一体なになのか?!

多汗症とは?

理由もなく汗を多くかいてしまう症状です

正常時は、暑い環境、辛い食べ物を食べた、緊張する時、

ヒヤッとした時に汗をかくのはとても普通な事です。

熱を発散し体温調節皮膚に潤いを与える

体内に余った老廃物を排泄するのが

汗の役目です。

もちろん、汗腺の数や活発度、情緒、飲食、

ホルモンバランスなどによって

個人差がありますが、

汗をかきすぎ又はかかないというのはあまり良くないです。

部分的と全身的

部分的多汗症は文字通りですが、

部分的にめっちゃ汗をかいてしまう事です

よくあるのは「手のひら、足の裏、脇、おでこ」の四箇所と言われています。

全身的多汗症は部位関係なく、満遍なく汗をかいてしまいます、

外部の刺激を受けるとさらに汗が出てきてしまう事が多いです。

特に「更年期、不安障害、低血糖、ガン」など

は全身多汗症が併発する事が多いと言われています。

多汗症かもしれない

自分は汗かきですが、

それが多汗症かどうか分からない人は

以下の特徴を確認してみてください

  1. 汗かきすぎて日常生活に支障が出ている
  2. 昔と比べて汗かきやすくなり、量もわかりやすいくらい多くなった
  3. 寝てる間に汗かく
  4. 汗のせいで体重が下がり、動悸、めまい、食欲がない
  5. 体臭が変わった

似たような症状がある人は一度お医者さんに

みてもらったほうがいいかもしれないです。

 

漢方から見る汗とは

気血水(津液)の中、汗と関わるのは気と津液です。

津液は汗の材料、気は汗を出す動力、

汗は「*気門」から体の外に排泄すると考えられています。

気門は毛穴のことです。

なので、

気、津液、気門のどれか不調が出たら汗のバランスは崩れます。

そして、汗をかくのは他にも意味があります、

体内に侵入してきた邪気を追い出すために汗をかき、体を守ってくれます。

一方で汗をかく事によって気と津液を消耗してしまうので、

マイナスな面もあります。

多汗症の種類

漢方的に多汗症は「自汗」と「盗汗」二つがあります。

自汗とは
動かずに座っているだけで汗をかいてしまう

ちょっと体を動かすとさらに悪化する事です。

盗汗とは寝ている時に汗をかきますが、起きたら汗がかかなくなる事です。

多汗症はよく見る症状です、

単独に現れることがありますが、

他の病気と一緒に現れる事が多いと言われています。

多汗症の5大原因

漢方には多くな臨床経験があり、

もちろん多汗症も例外ではないです。

特に気虚な人は多汗症になりやすくて、

実はレアは症状ではないと言われています。

肺気虚(肺気不足)

肺は気を司り、体表と繋がっています。

五臓の中で唯一体表と繋がり、

体の外側にバリアを張っています。

その防御の気は「衛気」と呼ばれています。

体表の皮膚に潤いを与えたり、

毛穴の開閉をコントロールしたりします。

肺気不足すると、体の外側のバリアが弱まり、

内側の気や津液が汗として出てしまうと言われています。

陰陽失調

これの原因は外部の邪気の侵入により発症します。

体表の衛気(陽気)と体内の陰液(津液、血)が外邪に襲われると

陰陽のバランスが崩れ、汗の分泌に影響を与えてしまいます。

心血不足

津液は血の主成分であり、汗の材料でもある。

それで、「汗血同源」と言われます。

血は心が司るため、汗をかきすぎると心血、心気が消耗してしまい、

動悸や睡眠障害を起こす可能性があります。

心は情緒、意識を司るため、緊張したり、

ビックリしたりする時に変な汗かいてしまいます。

陰虚陽性

体の陰陽バランスが崩れて、

陰が少なくなり、陽が優位になると多汗症になりやすくなります。

バランスが崩れる原因としては、

過労、思い悩みすぎ、不摂生、病み上がりなどが一般的です。

邪熱鬱蒸(じゃねつうつじょう)

簡単に言うと湿熱が体内にこもり、体を蒸しているような状況です。

原因は思い悩みすぎ、落ち込みすぎ、辛い食べ物、

味が濃い食べ物ばかり食べる、先天的に湿熱体質などと考えられます。

汗は必ず透明ではない

正常な汗は透明で無臭ですが、

食事、薬物、環境、情緒、体の内的原因などで色や匂いは変わります。

漢方的には汗の色は臓腑と関係があると考えています。

  1. 黄色汗:匂いがキツイ場合が多い、湿熱の症状
  2. 赤汗 :心火が盛でいる
  3. 茶色汗:先天不足、精血とも不足(精血虚)
  4. 冷汗 :体内に陰寒が盛ん、寒湿がこもっている

後一つは、小便な匂いがする汗ですが、

これは尿毒症、糖尿病、痛風の症状です。

汗と臓腑の関係

漢方的には汗が異常に出てくる場所によって

臓腑の状況が分かると言われています。

  1. 頭部/お顔:脾胃
  2. 鼻    :肺
  3. 脇    :心、肝
  4. 手足   :心、腎、脾胃
  5. 陰部   :肝、腎

体温調節や陰陽バランス調節のために汗かくのは正常ですが、

異常に汗をかく事があったら、体からのサインかもしれないので、

無視せずに早めにお医者さんにみてもらいましょう。

 

まとめ

  • 多汗症は異常に汗をかく症状
  • 部分的と全身的2種類があり
  • 気虚な人がなりやすい
  • 汗かく事によって気と津液が消耗する
  • 自汗 – 動かなくても汗をかく
  • 盗汗 – 寝てる間汗をかく
  • 多汗症の原因は大きく5つある
  • 色や匂い、汗をかく部位によって不調が違う

さて、今回はここまで。

春夏は暖かくなり、汗かきやすくなりますが、

自分の汗はサラサラなのか、ベタベタなのか、

匂い、色などを意識して観察してみてください!!

何か体の不調に気づくかもしれません!

ご愛読ありがとうございました。

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