こんにちは、ロン毛メガネです。
本記事の内容
■ 六淫とは
■梅雨の代表「湿」の特徴
毎年現れる5月病、実は対策をすれば梅雨季節でもスッキリ過ごせますよ!!
まず「湿」の特性を知っておきましょう。
特に水滞の人にはオススメ記事です。
六淫の特徴
簡単に言えば、体に侵入し、病気を起こす六つの邪気のことです。
他記事に詳しく書いてますので、
興味ある人はぜひ読んでみてください↓
梅雨季節の「湿」とは
梅雨季節になると体がだるくてやる気が起きません!
なんて事はよくありますよね。
それは体が重たい、濁ってる「湿」(水)に侵入されてるからです。
もちろん、体は水(津液)を必要です。
ただし、水穀の精微から生成された津液は
キレイですが、 「湿」は汚くて重いです。
「湿」のせいで生理代謝がうまくいかず、
体がだるい、頭が重いなどの症状が現れます。
ベタベタする性質
「湿」はベタベタした粘着性が強くて、
湿邪に襲われるとツバがドロッとした感じをしたり、
汗はべたとしたり、大小便の切れが悪く、軟便になったりします。
そして、「湿」による症状は繰り返しやすい特徴があります。
よくあるのは「リウマチ」ですね。
乾燥している季節は症状が治まりますが完治はできず、
梅雨季節になると悪化する傾向があります。
下へ流れる
風邪や火邪と違って湿邪は下を狙う邪気です。
水のように高いところから低いところに流れ、
私たちの下半身を狙ってきます。
なので、上半身の頭がだるいと感じても、症状が長引くと
邪気が下半身に移行する傾向があります。
例えば、足のむくみや軟便などの症状が現れます。
気血のめぐりを邪魔する
「湿」は重たくて粘着性があるので、経絡に渋滞を起こし、
気血のめぐりを邪魔します。吐き気や胃の不快感、
小便大便がスッキリ出ないなどの症状が現れます。
脾胃を傷む
脾胃は乾燥を好きで湿気には苦手なので、
湿邪が溜まると脾の運化作用の失調を起こします。
さらに、食欲が低下し、お腹が不快感を感じ、
手足が重たくてむくむなどの症状が現れます。
まとめ
- 「湿邪」は重くて汚くて濁っている
- ベタベタする粘着性を持つ
- かんちが難しくて繰り返す
- 陰属性で下半身を狙う
- 体内で渋滞を起こし、気血のめぐりを邪魔する
- 脾胃を傷める
さて、今回はここまで。
私自身は気虚で水滞だったので、
毎年の梅雨季節や雨降る日には本当に調子が悪くてしんどかったです。
今はちゃんと運動して、汗をかく、床で寝ないようになど対策しているので
去年は梅雨でも調子が良かったです!!
湿邪はやる気を奪うので
気をつけてください!
ご愛読ありがとうございました。
漢方養生の本場香港で育ちてられたロン毛が
本場の養生を分かりやすく解説する動画をどうぞ
小学生でも分かるようにクセのある日本語でお伝えします。