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気持ち悪い、吐き気の2大原因と改善方【漢方養生指導士が解説】

吐き気
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今日は気持ち悪くて吐き気の原因と改善法について話していきます。

吐き気で悩んでいる人はぜひ最後までご覧ください。文字を読みたくない人はぜひ動画をどうぞ!

では、早速本題に入ります。

妊娠初期では吐き気がすることはあると思いますが、妊娠してないのに、気持ち悪くて吐き気がすることも実は結構あります。

特に女性が多いです、そして、春夏になると症状が悪化しやすい人は結構いるじゃないかなと思います。気持ち悪いや吐き気は結構不便なんですよ、友たちとご飯食べに行ったのに途中食べれなくなって、具合が悪く見えて、心配されて、結局楽しいご飯は台無しになります。電車やバスを乗っているのに、吐き気がして、急に降りることなることもあるでしょう!!日常生活に支障を与えてしまいます。

東洋医学では、脾胃と肝が関わっていると考えていて、大きく2つの原因があります。

・脾気虚
・肝脾不和

になりますね。

後ほど一つ一つ解説して行きます。解説する前になぜ脾胃、胃腸と関係があるかについて少し話します。

東洋医学の古典〈黄帝内経〉では、「寒氣客於腸胃,厥逆上出,故痛而嘔也。」と書かれています。胃腸が弱ていて、冷えている時に脾胃の気は逆上してしまうので、嘔吐、吐き気になるという意味ですね。

そして「久病而吐者,胃氣虛不納谷也。」という文章もあります、病み上がりや不調が長引いて、虚弱になっている人の吐き気や嘔吐は脾胃が弱っているのが原因だという意味です。

他の古典でも様々な原因を書かれていますが、主に脾胃、胃腸が弱っているのが原因だと書かれていますね。胃腸が弱ってしまうと、食べ物をうまく消化できず、食べ物を下の方に移動させることもできず

結局、脾胃の気が逆上して吐き気や嘔吐を引き起こすと考えますね

さて、2大タイプを解説して行きます。

・脾気虚

このタイプの人は脾胃、胃腸が弱くてパワー不足な人です。

・冷たいもの、生もの、脂っこいものを食べると気持ち悪くて吐き気がする
・食欲不振
・消化不良
・疲れやすい
・食べ物を美味しく感じない
・元気が出ない
・痩せ型
・無口
・喋りたくない
・動きたくない
・手足が冷たい
・冷え性
・軟便気味
・下痢と便秘を繰り返す
・顔色が黄色っぽい
・生理の量がやや多い

などの特徴があります。

原因

飲食の不摂生、過労、精神的疲労、何かの病気が長引いている、夜更かしなどがあります。

飲食の不摂生というのは、食べない時は何も食べない、食べるときは暴飲暴食する、食事する時間が決まっていない、加工食品ばかり食べる、菓子パン、乳製品、冷たいもの、揚げ物、生もの、脂っこいものをよく食べる、早食いなどです

わ、やっちゃってると心当たりがある人は結構多いじゃないかなと思います。

精神的疲労というのは、思いやなみすぎる、考えすぎる、拗らせすぎる、常に緊張している、ストレスが溜まっているなどになります。

改善法

飲食習慣を見直すのが一番です。一日3食食べていると考えると、1週間21回、1ヶ月で84回ほど食事しているので、食事の内容を見直すだけ体が変わります

まず、温かいものを食べましょう、冷たいものは脾胃の負担になるので、元気がないのにさらに負担をかけてしまうともうやってられないよってなります。

そして、揚げ物、脂っこいものはできれば回数を減らして、控えてください!!唐揚げ弁当じゃなくて、シャケ弁当にするとか、野菜炒め弁当にしてみるといいと思います。

もちろん、一番いいのは自炊です。できればしばらく味が薄めのもの、温かいお味噌汁、和食を意識してみてください。

あとは、食事のタイミングですね、できれば固定した方がいいです、毎日同じ時間にご飯を食べるのが一番いいと思いますね。

あとは、思い悩みすぎない!考えすぎないことです!経験したことがあると思うですけど、悩んでいる時、考えことをしているときは食欲が湧かないですよ。

実は悩みすぎる、考えすぎることは脾胃、胃腸に影響を与えているので、何かあったら周りの人と相談して、話して、助けてもらってください!皆さんは一人じゃないです!

脾胃を養う食材としては、

・山芋
・ジャガイモ
・かぼちゃ
・さつまいも
・キノコ類
・豆類
・鶏肉
・豚肉
・お魚
・白米 などですね

お茶は、陳皮茶、烏龍茶、プーアル茶がいいと思います。脾胃の働きを補佐してくれます。

ツボは、内関です。特に気持ち悪くて吐き気がするときに押すと治ると思います。

内関ツボ

場所は手首の横線から指3本分、縦の2本の筋の間にあります。

もちろん、吐き気してなくても押していいです、脾胃の働きを補佐してくれるので、時間がある時に押してみてください、またはお灸を乗せて20分ほど温めてもいいです!

肝脾不和

このタイプは春になると悪化する場合が多いです。東洋医学の肝と脾胃は相剋関係で、お互いをコントロールし合っていると考えるので、春になると肝気が強くなって脾胃を抑えてしまってバランスが崩れることがあります。

このタイプの人は

・脇腹、胸に圧迫感を感じる
・無意識に深呼吸している
・イライラしやすい
・怒りやすい
・食欲不振
・お腹が張りやすい などの特徴があります。

原因

季節の影響以外に、情緒問題がメインになります、例えば、憂鬱気味、常にイライラしている、怒っている、思い悩みすぎなどです。

改善法

肝気を巡らせる、発散させること、脾胃を養うことになります。しかし、肝気については漢方薬に頼った方がいいと思います。自力でなんとかするのは不可能ではないですけど、効果が薄いです。

脾胃を養うというのは、天然な甘味を食べましょう!例えば、さつまいも、山芋、くり、かぼちゃなどですね、しかし、これらはガスが発生しやい食材でもあるので、食べるときは少なめにしてください

お茶は、玫瑰花茶、生姜紅茶、陳皮茶がオススメです。

陳皮は生姜紅茶に入れてもいいし、玫瑰花茶に入れてもいいです。しかし、味は好き嫌いがあると思うので、試してみないと何も言えないですね。

ツボは、肝気と言えば、太衝行間(こうかん)です、セットで覚えてください!

行間ツボ

行間(図の赤い点)の場所は足の親指と人差し指の間にあります。

太衝(図の青い点)は行間の上指3本分のところにありますね

とても近いので、往復するようにマッサージしてみてください!肝気が詰まっている人が押すとちょっと痛いかもしれないので、力加減は自分で調節してみてください!

では以上です、

結局どのタイプも脾胃が弱くて、気血の巡りが詰まっている場合が多いので、食事と運動を意識して、見直してみてください!

ご愛読ありがとうございます。

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