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未病とは?未病が科学的実証されました!【分かりやすく解説】

未病とは-未病-生活習慣病
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本記事の内容

科学的に実証されたとは?
■「未病」とは?
■なぜこの時代に漢方なのか?

他の記事にも書きましたが、漢方は薬草だけじゃない、養生・ライフケアも漢方の一つです。

健康意識が高まってきたこの時代にはやはり漢方だと私は思います。

その理由はぜひ読んでみてください!

未病を科学的に実証する事ができた!

科学的に実証されたことによって漢方の時代が来たと言っても過言ではない。

6月に「富山大と東大。メタボの「未病」実証」というニュースがありました。

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未病-科学的-実証

内容としては、今まで科学的に捉える事が出来なかった「未病」という状態が

科学的に数字として、データとして実証する事が成功した事です。

マウスで実験をし、メタボを発病する前に血圧、血糖値、コレステロールなど

の数字が異常が現れ、それが未病状態だと分かったと考えられます。

このニュースのおかげで未病という曖昧だった概念がちょっとでも

はっきりさせる事が出来たと思います、

はっきりさせた事によって、皆さんの関心はもっと高まるじゃないかと

期待しております。

漢方では2千数百年前から「未病」という概念があり、

病気にならないように予防するのが漢方の一つの考え方です。

未病とは?

未病とは病気じゃないけど健康でもない状態です。

未病は病気ではないですけど、ほっとけば病気に発展します

例えば、便秘、不眠、自立神経失調、肩こり、肥満など

いわゆる生活習慣病です。

生活習慣病をほっとけば、糖尿病、うつ、大腸癌、脳内出血など

の病気を引き起こしてしまう可能性が高まるので

決して無視できない状態と思います。

現代人には誰しもが未病を持っていると思います。

OLさんやサラリーマンは座りすぎたり、目を使いすぎたり、飲み会で暴飲暴食したり、

ストレス発散で酒を飲みすぎたりします。

体力労働者やサービス業は立ちすぎたり、体力を消耗すぎたり、汗かきすぎたりします。

ストレスを溜めすぎて心が病んだり、鬱になったりもします。

それぞれ冷え性、肩こり、不眠、便秘、自律神経失調などの未病に繋がります。

中医の古典「黄帝内経」

中国医学の古典「黄帝内経」(こうていだいけい)には

「上工治未病、中工治欲病、下工治己病」
という名言があります。

「上工」というのは「聖人」「名医」のことです。

「未病」とは 病気ではないが健康とも言えない状態です。

例えば:便秘、不眠、冷え、肌荒れ、肩コリなど

「上工治未病」=名医/聖人は未病を治すという意味です。

現代におけると「上工」は私たちが目指したい所です。

簡単に言えば病気を予防する事です。

未病から身を守る三大方法

その三大方法とは「食事」「生活習慣」「休息」です。

「食事」はバランスだけではなく、食材や調理法も大切なのです。

バランスよくでも全部コンビニの加工食品だとしたら体に良くないです。

冷え性なのに生野菜サラダ、冷たいサラダチキン、と冷たいオニギリを食べても

改善はできません。

「生活習慣」は睡眠時間、運動、定時に食事する、定時にトイレ行くなど

毎日決まった生理的行動です。

「休息」はストレス発散、お風呂タイム、心のケアなどちゃんと体と心を休ませているか

どうかです。

それらは養生の記事をご参考にしてください!

漢方養生-ライフケア
養生・ライフケアは必要だ!【分かりやすく説明】こんにちは、ロン毛メガネです。 本記事の内容 ■養生・ライフケアとは ■なぜ養生は必要なのか? ■どんな養生法があるのか...

■なぜこの時代に「漢方」「養生」?!

あなたは自分100%健康と言えますか?

西洋医学がメインになっているこの時代に風邪を引いたり、


眠れなかったり、胃が痛くなったりしたら皆さんはすぐ病院に行って

風邪薬や睡眠薬、胃薬をもらうでしょう。

 確かに西洋医学の進歩のおかげ様で私たちの寿命は長くなりましたが

「健康寿命」はどうでしょう?

西洋医学の基準には「病気」か「健康」かどっちらがしかないです、

「病気」でなければあなたは「健康」だと思われます。

ただし、「病気」はないですけど

自分は100%健康ですと言い切れる人はほとんどいないと思います。

*私も冷え症、肌荒れ、胃が張るなど色々な「未病」がありました。
 
昔はお医者さんに色んなお薬をもらって飲んでました。

結局一時的には改善されますが後には同じ症状の繰り返しでした。

それで、生活習慣、食生活、

生活環境を見直して少しずつ良くなってきました。

もちろん、現代の西洋医学はとても素晴らしくて不可欠ですが

けっして万能ではないと思います。

それで自分の心身の健康をうまく管理して、

元気を保ち病気を予防するのが漢方の養生です

 

■西洋医学と漢方の違い

・西洋医学 – 部分的を重視(細菌、ウイルス)
・漢方       – 全体的を重視(自己免疫力)

・西洋医学 – 急性/緊急事態(外傷手術、発熱、整形など)
・漢方       – 慢性疾患、アレルギー、免疫低下など

・西洋医学 – 病気に注目して薬物で治す
・漢方        – 病人に注目して免疫力を高めで自然治療

 

見たの通り日常生活で漢方を取り入れれば免疫力を高め、

生活習慣病を予防し、大きな病気にならないようにできます。

「未病」を予防する事がなぜ大事なのか?

小さいな不調でも、蓄積してしまうと大病になる事があります。

例えば:
不眠症が長引くと心の病に発展し、うつ病になり得る
胃腸の不調が栄養不足や肌荒れ、下痢や便秘につながる
など

現代人は忙しい、時間がない、余裕がないと言い訳にして、

サプリを飲んだら健康を保てると勘違いしている人が多いです。

ちょっと食生活や生活習慣を変えるだけで今より健康になれるのになぁ

残念な気持ちになります。

100年人生と言われている今だからこそ、

健康寿命に注目しなければならないだと思います。

微力ながらブログを通して健康をお届けできたら嬉しいと思っています。

ご愛読ありがとうございました。

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