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肝班やシミの意外な原因と注意点とは【漢方養生指導士が教える】

肝斑の原因
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今日はリクエストをいただいた肝斑の原因と改善法を漢方目線で分かりやすく解説します。

基本的に漢方薬に頼らずに、日々の食事や生活習慣のアドバイスをしていくので、難しいことなく、継続しやすいようなことをお勧めしていきます。

肝斑、シミで悩んでいる人、予防したい人はぜひ最後までご覧ください。
では、早速本題に入ります。

肝斑とは

肝斑、シミ、そばかすなど、お顔の班について様々な種類があって、様々な原因があります、紫外線だったり、妊娠中のホルモンだったり、生まれ付きだったりします、しかし、どの班でも嫌なんですよね。特に女性は気になると思います。

紫外線や妊娠中によるシミはある程度対策をすれば予防できますし、薄めることもそんなに難しくないですけど、肝斑になると悪化し安くて、範囲が広くなりやすい、消えないというイメージがありますよね

東洋医学では肝斑の原因は大きく2つのタイプがあります、・肝気鬱結・脾虚痰湿です。

タイプ別を解説する前に簡単に肝斑について話します、原因と改善法だけ知りたい人は後半に飛ばしてください。

まず、肝斑と呼ばれていますが、実は正式の名前は「黄褐斑」です。目の周り、頬、鼻の横あたりに現れやすいです、多くの場合は左右対称に出てきます。最初は点々なんですけど、少しずつ範囲が広まっていきます、大きくなると蝶々に見えるので、胡蝶班とも呼ばれていますね。

シミができたと思ったら、紫外線による色素沈着じゃないのと思ってしまいがちなんですけど、全部太陽のせいにすると太陽が可哀想ですよね。しかも、子供や10代の若い子たちはどんだけ外で遊んでも、日差しを浴びても中々シミができないじゃないですか?!

顔にシミだらけの子供見たことないですよ。しかし、30代、40代に入ると外に出なくても、日焼け止めを塗っても、シミは出てきます。不思議ですよね。

実は東洋医学では、体質に関係していると考えます。

肝斑と呼ばれているので、肝臓が悪いのか?肝臓が疲れているのか?など想像しますけど、実は臓器の問題じゃないですよ。

東洋医学では、顔のシミ、肝斑について、関係している臓腑は肝、腎、脾胃だと考えます、臓腑というのは、具体的な臓器の事じゃなくて、体の様々な生理機能だと考えているので、生理機能が低下していると捉えるといいですね。

さて、タイプ別で解説していきます、

肝気鬱結

このタイプの人は、

・シミ肝斑
・情緒不安定
・イライラしやすい
・怒りやすい
・憂鬱気味
・頭痛が繰り返す
・耳鳴り
・脇腹が張る
・胸に圧迫感がある
・お腹が張りやすい
・生理周期が乱れやすい
・顔色が血色が悪くて暗い
・睡眠障害
などの特徴があります。

肝気鬱結の原因

妊娠、出産、拗らせる性格、よくモヤモヤする、思い悩みすぎる、自分の情緒を抑え込む、ストレス、緊張、運動不足などがあります。

改善法

まず自分の情緒と向き合うことです。なぜもやもやしているのか、なぜ悩んでいるのか、自分は考えすぎてないのかなどを心に問いかけてみましょう!

心を開いてみましょう!!もやもやしても過去は変えられないし、思い悩んでも何もならない場合が多いですよ。または、悩みを友たちに話す、先輩や親、上司に相談する、一人で抱える必要はないので、一歩踏み出して、話してみると発散できますし、悩んでいることは解決できるかもしれないので、ぜひ周りの人に頼ってください。

そして、運動不足の人は体を動かしてみてください、急に言われてもと思う人が多いと思うですけど、簡単のでいいです、ラジオ体操、ストレッチ、ヨガ、筋トレなどお家でできることでいいです、とりあえず、5分でも10分でも動かしてみてください!血行促進するのがとても大事です。

お茶はミントティー、玫瑰花茶、ジャスミン茶などのハーブティーがお勧めです。

ツボは、肝気鬱結といえば、行間太衝ですね、ぜひセットで覚えてください。

行間ツボ

行間(図の赤い点)の場所は足の親指と人差し指の間にあります、太衝(図の青い点)は行間の上指3本分のところにありますね。

とても近いので、往復するようにマッサージしてみてください!肝気が詰まっている人が押すとちょっと痛いかもしれないので、力加減は自分で調節してみてください!

脾虚痰湿

このタイプは春になるとシミが増える場合があります、東洋医学では、肝と脾は相剋関係で春は肝が強くなるので脾がさらに弱くなって湿気が体内に溜まりやすいと考えます。

このタイプの人は

・顔色が悪くて黄色っぽい
・艶がない
・疲れやすい
・元気が出ない
・何に対しても興味が湧かない
・食欲不振
・消化不良
・声が小さい
・呼吸が浅い、
・冷えている
・手足が冷たい
・お腹が張る
・ゲップ、オナラが多い
・生理が遅れる
・おりものが多い

などの特徴があります。

脾虚痰湿の原因

常に床で寝てる、座っている、生活環境が湿気が強い、飲食の不摂生、運動不足、思い悩みすぎるなどがあります。

床は湿気の溜まり場なので、特に夜になると冷えていて、冷えてる湿気が体に侵入してくるので、できればベッドにした方がいいですね、そして、一階の床だろか、10階の床だろか、床は床です同じと考えます

飲食の不摂生というのは、このタイプになるひとは、恐らく、甘いもの、冷たいもの、生もの、乳製品、菓子パンが好きな人が多いです。特に冷たいもの、菓子パン、乳製品は脾胃に負担をかけてしまうので、できれば、控えた方がいいです。温かいものを意識して食べるようにしてください。腸内環境を気にしていてヨーグルトを食べてる人はお味噌汁に変えてみてください、味噌は発酵食品なので、腸内環境にいいです。

そして、菓子パンはお菓子です、パンじゃないので、しばらくやめた方がいいです。

このタイプの人は消化器系が弱いだけじゃなくて、湿も溜まっているので、食事を変えて消化器系を養いながら、湿を出した方がいいです、具体的に一番いいのはじんわりと汗をかくことです。

体を動かしましょう!!簡単な運動でいいので、激しい運動はやめてください。

あとは、お茶はあずきちゃ、陳皮茶、とうもろこしのひげ茶、黒豆茶がいいですね、消化器系の働きを補佐しながら、湿を出してくれます。

ツボは豊隆(ほうりゅう)と足三里になります。

豊隆

豊隆の場所はちょっと分かりにくいですけど、足の外側にあります、膝のお皿の斜め下に出てる骨があると思うですけど、その骨と足首の骨のちょうど半分のところにあります。(写真引用:香港蘋果日報)

ここを1〜3分ほど、1日数回押してみてください!このタイプの人が押すと痛いと思います。押すのがめんどくさい人はお灸を乗せて20分ほど温めてください!

足三里ツボ

足三里は膝の近くにあります、手の親指と人差し指の間のカーブを膝の外側に置いて、中指が当たっているのが足三里になります。ここは3〜5分ほど、1日数回押してみてください!

私は足三里にお灸をのせて温めるのが好きです!お灸の方が実感できるな気がします!

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