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お茶の種類、文化とは?世界の7大お茶を解説【レシピあり】

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こんにちは、ロン毛メガネです。

本記事の内容
■お茶の文化
■茶葉の種類
■茶葉の効果、レシピ

毎日何となくお茶飲んでいる人は多いと思います、

実はお茶は漢方養生、ライフケアに異常に効果があるの知ってました?

何となくこのお茶飲んだら調子がいい、あのお茶飲んだら気分が悪くなるなど

そういう経験をした事がありませんか?

全部理由がありますよ!今日はお茶のことを深く掘っていきましょう。

レシピだけ知りたい人は目次から飛んでください!!

お茶の文化&発祥

お茶、コーヒーとカカオは世界三大飲み物だと言われています。

茶葉の発祥地は中国という説が一番有力で、今世界中に飲んでいる茶葉は

遠い昔、中国からお茶の木を輸入して栽培したと言われています。

実際、中国の雲南省には千年以上生きている野生のお茶の木があると知られています。

昔、色、味、香りをつけるために茶葉を料理に入れてたりしてたらしいです、

中国の唐代の時には、貴族、王族、仏教の方、僧侶などが飲むようになり、

お茶を飲む風習が少しずつ広がったと言われています。

茶葉の需要が高くなり、6世紀あたりに中国から日本へ、韓国、中東へ、

17〜18世紀にはヨーロッパやアメリカへと流れてきました。

時代と共に、茶葉の産地、性質、入れ方、器具へのこだわりなど

お茶の文化が深く私たちの生活に溶け込み、

今では、高級な茶葉はお礼として、大切な人に送ったり、一緒に飲んだりして、

とても上品でおしゃれなイメージに至ったわけです。

茶葉の種類

気候、気温、湿度、雨量、日差しなど色んな条件を揃わないといい茶葉を育ちません。

中国は地理的に茶葉を育つのにとてもいい環境が揃っているので、

茶葉の生産量がダントツで世界一です。

茶葉は種類や産地によって収穫方法、発酵、乾燥などの工程が変わるので

大きく分ければ

「緑茶」「紅茶」「青茶/烏龍茶」「黄茶」「黒茶」「白茶」「花茶」

になります。

緑茶

不発酵茶とも呼ばれています、一番歴史が長い茶葉です。

発酵させてないため多くの天然成分が含まれています。

有名な茶葉は:龍井茶(ロンジン茶)、碧螺春(へきらしゅん)↓

漢方緑茶

紅茶

100%発酵茶になります。発酵させたため香りが大幅に増幅し、

ちょっと甘味を感じるのが特徴です。

そして、乾燥してる所に保管すればとても長持ちします。

紅茶はヨーロッパで一番人気だと言われています。

有名な茶葉は:荔枝紅茶(ライチ紅茶)、滇紅(てんこう)↓

漢方紅茶

青茶/烏龍茶

緑茶と紅茶の製法を取り入れて、15%〜75%までの半発酵茶になります。

紅茶の濃さと緑茶の香りを両方楽しめるのが特徴です。

有名な茶葉は:凍頂烏龍(とうちょううろーん)↓、鉄観音(てっかんのん)

漢方烏龍茶

白茶

中国福建省の特産品で、乾燥させるだけで作った茶葉です。

クセのない味わいで、とても飲みやすいのが特徴です。

有名な茶葉は:寿眉(サウメイ)↓、白牡丹(ハクボタン)

漢方白茶

黄茶

ちょい発酵させた茶葉です。

茶葉とお茶の色が黄色っぽいのが特徴です。

有名な茶葉は:霍山黃芽(かくざんこうが)↓

漢方黄茶

*日本だと中々買えないようです、私も香港19年いて飲んだ事ないかもしれません

黒茶

発酵時間がとても長くて、古ければ古いほど高級茶葉になります。

ワインと似ていますね。寝かせれば寝かせるほど価値が上がります。

産地が多くて、場所によって保存手法も違います。

有名な茶葉は:普洱茶(プーアル茶)↓

漢方黒茶

花茶

青茶や緑茶の茶葉にはなびらを入れ、

製造工程中にはなびらの香りが茶葉に移ります。

はなびらの種類によって香りが変わるので産地によって香りが様々です。

有名な茶葉は:香片(かへん)↓

漢方ジャスミン茶

*日本ではジャスミ茶と呼ばれているようです。

豆知識

お茶によって効果が違うと考えられています。
緑茶や青茶:抗酸化、殺菌、抗炎症効果
紅茶:カフェインが多く含まれているので集中力アップ効果
烏龍茶:脂肪分解、新陳代謝をアップする効果

漢方目線から見るお茶

神農本草経を書いた神農氏は昔自分に体で色んな薬草や毒薬を試していて、

毒薬を試す時には解毒用に様々なお茶を常備していると言われています。

神農氏が色んなお茶を飲むようになり、その効果を記録しています。

「中国の漢方」お茶の効果

五味:甘、苦

帰経:肝、心、脾、肺、腎

効果:

  • 清熱 – 涼性なので体の熱を冷ましてくれる、特に上半身、頭の熱。
  • 明目(メイモク) – 肝経を通り目の邪気を払う
  • 利尿(リニョウ) – 苦味は膀胱の働きを補佐し、尿を出しやすくなる
    解毒下痢とめ – 苦味が腸の熱を取り、下痢を抑える
  • 消化促進 – 胃の運化作用を補佐し消化を助ける
  • 二日酔いを取る – お酒が残り、湿と熱になり体を犯すので、お茶の清熱効果で熱を取り、利尿作用で湿を排出してくれる
  • 長生き – 五臓六腑に帰経するので五臓六腑を調和し、健康や長寿につながる

豆知識

現代科学には茶葉の成分を分析し、
抗酸化作用、殺菌作用、胃液の分泌を助けるなど、
色んなデータがあります、漢方と科学両方を見ると
抗酸化はもちろん、ガン予防、血管疾患予防、
消化不良の予防、免疫力アップなど
様々な効果が認められていますよ。

漢方茶レシピ紹介

日本で買える食薬が限られているので

簡単で作れるものをピックアップして紹介しますね

菊茶

材料:
緑茶または紅茶も可 – お好み(冷え性の人は紅茶オススメ)
菊 – お好み

作り方:
茶葉と菊を一緒に急須に入れて、そこにお湯を入れ、5分〜7分蒸したら完成です。

こんな人にオススメ:
高血圧、目が充血する、顔が熱くて頭痛している人


菊はこちら↓

 

 

ハチミツ茶

材料&量:
緑茶 – お好み
ハチミツ – お好み

作り方:
急須でお茶を作り、お茶の温度がちょっと冷めたらハチミツを入れたら完成です。
*ハチミツは熱に弱いのでお茶を冷ましてから入れましょう。

こんな人にオススメ:
軽い便秘、脾胃不調、ノド炎症

山査子茶

材料&量:
山査子 – お好み
紅茶 – お好み

作り方:
沸騰したお湯に山査子を入れて、5分ほど煮込みます、
そして、お湯と山査子ごとを紅茶が入った急須に入れて蒸したら完成です。
*作りたくない人は既製品を購入してください、自分で作った方が美味しいです。

こんな人にオススメ:
ダイエット中、高血圧、肥満

山査子はこちら↓


山査子茶はこちら↓

 

 

 

生姜茶

材料&量:
黒糖 – お好み
生姜 – 5mmに切ったもの2〜3枚
紅茶 – お好み

作り方:
沸騰したお湯に生姜を入れて、10分ほど煮込みます、
そして、お湯と生姜ごとを紅茶が入った急須に入れて、
飲む時はお好みで黒糖を入れてもOKです。

こんな人にオススメ:
冷え性、寒さによる風邪初期、冷え性
*ニキビ出来やすい人、熱出てる人はさけてください

陳皮茶(チンピ茶)

材料&量:
陳皮 – 3~6g
緑茶または紅茶も可

作り方:
沸騰したお湯に陳皮を入れて、10分ほど煮込みます、
そして、お湯と陳皮ごとを茶葉が入った急須に入れて蒸したら完成です。
*食事後に飲むのオススメです。

こんな人にオススメ:
痰が絡まる咳が出る、咳でないが痰が喉に絡まる

陳皮はこちら↓

 

 

南蛮毛茶(トウモロコシのヒゲ茶)

材料:
新鮮/乾燥南蛮毛(トウモロコシのヒゲ)- お好み
緑茶 – お好み

作り方:
新鮮南蛮毛をフライパンやお鍋で焦げないように乾煎りします。
水気を飛ばして、色が変わったらOKです。
*既製品の南蛮毛はこのステップを飛ばしてください。

私は5gの南蛮毛に500mlのお水という割合で作ります。
お鍋やヤカンに南蛮毛を入れて、沸騰したら火を弱めて5分ほど煮出します。

その南蛮毛汁を茶葉が入ってる急須に入れて蒸したら完成です。

*作りたくない人は南蛮毛茶のティーバッグも販売されています。

こんな人にオススメ:
高血圧、糖尿病、水滞タイプ

南蛮毛はこちら↓


南蛮毛茶はこちら↓

 

 

 

 

 

さて、今回はここまで。

私のお家には紅茶、青茶、白茶は常備していて、

冷え性と気虚なので緑茶は飲まないようにしてます。

菊やクコの実、ナツメはどの季節でも飲めるので、

基本的に常備しています。

漢方茶と言ってお薬ではないので、

飲めばすぐ治ったりはしないですが

日常生活に取り入れて習慣にして飲めば、

色々生活習慣病の予防にはなりますよ!

ぜひ飲んでみてください!

ご愛読ありがとうございました

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